日本のチカラ #399 光と影 ~障がいと生きる 切り絵と暮らし~
テレビ朝日
9月7日 土曜 5:20 -5:50
障がいがありながら自立した生活を送り、美しく繊細な切り絵を通して多くの人と交わり、人生を楽しむ男性…笑顔の日常を見つめます。
繊細な陰影とやわらかな色彩で表現される人物や風景、動物…。切り絵の作者は大分県在住の会社員・中島眞一さん(54)。先天性多発性関節拘縮(こうしゅく)症で手足が不自由なため、ふだんは車いすで生活しています。写真から下絵を描き、口にくわえたデザインナイフを操りながら、細かな線をカットしていく…テクニックは自己流。切り絵を始めたのは中学時代。学校の夏祭りで、灯ろうを切り絵で作ったのがきっかけでした。
作品にたびたび登場するのが、母・ミ子(みね)さん。幼いころから療育施設と学校の寄宿舎で生活していた中島さん。夏休みなど長期の休み以外は家族と一緒に暮らすことができなかったため、大人になった今でも家族への愛は強いといいます。掃除や洗濯など、身のまわりのことはほとんど自分でこなす日々…障がいがありながら、自立した生活を送り、切り絵を通して多くの人と交わり、人生を楽しむ中島さんの日常を追いました。
全国各地の「魅力あふれる産業」を通して、地域の歴史や文化・人々の英知や営みを学び、日本の技術力・地方創生への道・温かいコミュニティー、生きるヒントを描き出す、教育ドキュメンタリー番組。
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